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古書と洋書と新刊書籍の店


by 451books
「ちいさなえほんばこのせかい」展_d0137603_20173473.jpg



CoMAにて
「ちいさなえほんばこの
せかい」展を開催しています。
前回の「日本のナンセンス絵本」展は、
たくさんの方に楽しんで頂きありがとうございました。

今回は、ちいなな絵本を集めてみました。
こどもの手に収まるような小さな絵本から、
箱に入って飾っても美しい絵本。
カバンの中に入れて持ち歩いても楽しい絵本達です。
今回も451ブックスの大好きな絵本を選んでいます。

大人でも楽しい、
ちいさな絵本たち。

今回も本と一緒に、お茶の時間を楽しんで頂ければ幸せです。


CoMAカフェ オブ モダンアパートメント
岡山市北区丸の内1-1-5 栗山ビル2階
12:00〜20:00 定休日 第1,3,5月曜日


 
 
 
# by 451books | 2011-10-06 20:24 | イベント・教室
ラーメンちゃん、ガンジーさん_d0137603_1903767.jpg
長谷川義史さんの新刊絵本2冊が、
451ブックスにやってきました。

先日「情熱大陸」で長谷川さんが出演された際に、
宮城県石巻の子どもたちに届けた手作り絵本が、
「ラーメンちゃん」です。


ラーメンちゃん、ガンジーさん_d0137603_191889.jpg
ラーメンちゃんが、ないてるこ みつけたよ。
ラ、ラ、ラ、ラーメンちゃん
なるとをもって いいました。


ラーメンちゃん、ガンジーさん_d0137603_1914070.jpg
「なんとか なるとー」

ないてるこ
なきやみました。
ラ、ラ、ラ、ラーメンちゃん
パチ パチ パチ パチ。

ラーメンちゃんは、こどもたちGOでしめくくります。


ラーメンちゃん、ガンジーさん_d0137603_192742.jpg
ガンジーさんは、
うちのいえの おしいれに います。

※ガンジーさんは、マハトマ・ガンジーではなく、ガンジー石原さんのこと。
容貌がマハトマ・ガンジーに似ているガンジー石原さん。
関西のアングラ・カルチャー界で活動する、編集者・ライターです。



ラーメンちゃん、ガンジーさん_d0137603_1922714.jpg
そのガンジーさんの歌う 「にんげんはカトリセンコー」
ガンジーさんを知らない僕たちにも、
ガンジーさんが少しわかった気持ちになってきます。

長谷川さんの独特の世界が拡がってます。



451ブックスの紹介ページ
 「ラーメンちゃん
 「ガンジーさん
# by 451books | 2011-09-28 19:38 | 絵本・児童書
本の旅 「ロベール・ドアノーと歩くパリ」_d0137603_10392054.jpg
pieni.. で9/29(木)、本の旅9 「ロベール・ドアノーと歩くパリ」を行います。

パリの恋人たちを収めた写真「パリ市庁舎前のキス」。
食卓でおどけるピカソの写真「パンを手に見立てたピカソ」。

フランスの写真家ドアノーの足取りを辿って、
フランスとパリの街を、彼の写真集と共に巡ります。


本の旅 「ロベール・ドアノーと歩くパリ」_d0137603_1040717.jpg
モノクロで切り取られたパリの風景、人々、瞬間。

光と影と、独特の空気感が美しい写真です。


教室名 本の旅9「 「ロベール・ドアノーと歩くパリ」」
講師  451ブックス 根木慶太郎
場所  pieni..(お申し込み先はこちら)
  岡山市出石町1-8-1 1F tel: 086-231-6420
  開催数 全1回
  受講料 2,300円
  (受講料の中の一部を東北大震災の支援団体へ寄付します)


 
# by 451books | 2011-09-21 10:42 | イベント・教室
抄訳「注文の多い料理店」_d0137603_14244413.jpg
9月10日までのzine展、たくさんの方にお越し頂き、とても感謝です。
今回だけの小冊子や、なかなか普段では見ることの出来ない作品といってもいいzineなど、僕たちも楽しませて頂きました。

凄い方々のなかに混じって、451ブックスもオリジナルの絵本を出品しておりました。
宮澤賢治の「注文の多い料理店」を元にした抄訳「注文の多い料理店」です。



抄訳「注文の多い料理店」_d0137603_1426224.jpg
宮澤賢治の生前に出版された唯一の児童書が「注文の多い料理店」ですが、その序文も拝借して、ちょっとかっこつけた仕様です。
もともと童話ですので、絵本ではありません。
今回その元になる宮澤賢治の文章を、絵本のような短い文章に抜粋して、絵で語らせる趣向(稚拙な絵ですが)絵本にしてみました。



抄訳「注文の多い料理店」_d0137603_14262773.jpg
なぜ、宮澤賢治なのか?と聞かれると困るのですが、子どもの頃から好きだったから、です。
もともと最初に触れたのが、絵が大きく描かれている形式の本だったので、一度絵本で読んでみたかったというのが大きいのです。
次々と扉を開けていく物語は、どんな扉なんだろうとか、どんな格好でバター塗ってるんだろうとか、想像をたくましくしていました。
もちろん著作権が切れていて、誰でも利用できることも大きいのですが。


抄訳「注文の多い料理店」_d0137603_1426484.jpg
絵本の端っこには「林の底」で登場したフクロウです。
所々出てくるので楽しんでもらえると嬉しいです。

岩手出身の宮澤賢治、今回の東北大地震と、ふくいちの事故では、心を大きく痛めていると思います。
この童話が都会と自然のなかで暮らすこととの対比であるように、事故に関係する都会の一部の人々にです。

今回の抄訳「注文の多い料理店」では、そんなことも含め、部屋の壁紙やラスト、裏表紙にも今を反映させています。



451ブックスの紹介ページ → 抄訳「注文の多い料理店」


 


# by 451books | 2011-09-17 14:26 | 絵本・児童書

もりのなかへ

もりのなかへ_d0137603_1325662.jpg
 来週9/9(金)の 「大人のための絵本講座2011」第4回は、アンソニー・ブラウンの 「もりのなかへ」を取り上げます。

日本ではあまり馴染みのないアンソニー・ブラウンは、イギリスの絵本作家。

ケイト・グリーナウェイ賞や、国際アンデルセン賞画家賞など、数々の賞を受けている国際的に評価の高い絵本作家です。

ゴリラやチンパンジーの登場することの多い彼の絵本ですが、今回取り上げる絵本はその類人猿の登場しない「もりのなかへ」。

緻密に描かれた灰色の森の中に、
たくさんのお話しが隠されている不思議な絵本です。


写真は、その森の中に登場する
3匹のクマ、
糸つむぎ、
男の子(赤ずきんみたいですが)の横のネコ(よく見ると長靴を履いている)です。


もりのなかへ_d0137603_13254050.jpg 今回は、「もりのなかへ」のほか、
類人猿たちが公園で過ごす時間を、複数の視点で描く「こうえんでー4つのおはなし」など、
アンソニー・ブラウンのプロフィールを含め、
お話しをしていきたいと思っています。



「大人のための絵本講座2011」は、単発での参加も可能です。
 お申し込みは、CAFE Zにて承っています。


   会場・申込先  CAFE Z
       岡山市浜野2-1-35  TEL 086-263-8988(要予約)
   日時  9/9(金)19:00〜20:30
   受講料 1回1,500円(お茶とクッキー付)


# by 451books | 2011-09-03 13:52 | イベント・教室