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古書と洋書と新刊書籍の店


by 451books

カテゴリ:絵本・児童書( 71 )

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長谷川義史さんの新刊絵本2冊が、
451ブックスにやってきました。

先日「情熱大陸」で長谷川さんが出演された際に、
宮城県石巻の子どもたちに届けた手作り絵本が、
「ラーメンちゃん」です。


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ラーメンちゃんが、ないてるこ みつけたよ。
ラ、ラ、ラ、ラーメンちゃん
なるとをもって いいました。


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「なんとか なるとー」

ないてるこ
なきやみました。
ラ、ラ、ラ、ラーメンちゃん
パチ パチ パチ パチ。

ラーメンちゃんは、こどもたちGOでしめくくります。


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ガンジーさんは、
うちのいえの おしいれに います。

※ガンジーさんは、マハトマ・ガンジーではなく、ガンジー石原さんのこと。
容貌がマハトマ・ガンジーに似ているガンジー石原さん。
関西のアングラ・カルチャー界で活動する、編集者・ライターです。



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そのガンジーさんの歌う 「にんげんはカトリセンコー」
ガンジーさんを知らない僕たちにも、
ガンジーさんが少しわかった気持ちになってきます。

長谷川さんの独特の世界が拡がってます。



451ブックスの紹介ページ
 「ラーメンちゃん
 「ガンジーさん
by 451books | 2011-09-28 19:38 | 絵本・児童書 | Comments(0)
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9月10日までのzine展、たくさんの方にお越し頂き、とても感謝です。
今回だけの小冊子や、なかなか普段では見ることの出来ない作品といってもいいzineなど、僕たちも楽しませて頂きました。

凄い方々のなかに混じって、451ブックスもオリジナルの絵本を出品しておりました。
宮澤賢治の「注文の多い料理店」を元にした抄訳「注文の多い料理店」です。



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宮澤賢治の生前に出版された唯一の児童書が「注文の多い料理店」ですが、その序文も拝借して、ちょっとかっこつけた仕様です。
もともと童話ですので、絵本ではありません。
今回その元になる宮澤賢治の文章を、絵本のような短い文章に抜粋して、絵で語らせる趣向(稚拙な絵ですが)絵本にしてみました。



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なぜ、宮澤賢治なのか?と聞かれると困るのですが、子どもの頃から好きだったから、です。
もともと最初に触れたのが、絵が大きく描かれている形式の本だったので、一度絵本で読んでみたかったというのが大きいのです。
次々と扉を開けていく物語は、どんな扉なんだろうとか、どんな格好でバター塗ってるんだろうとか、想像をたくましくしていました。
もちろん著作権が切れていて、誰でも利用できることも大きいのですが。


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絵本の端っこには「林の底」で登場したフクロウです。
所々出てくるので楽しんでもらえると嬉しいです。

岩手出身の宮澤賢治、今回の東北大地震と、ふくいちの事故では、心を大きく痛めていると思います。
この童話が都会と自然のなかで暮らすこととの対比であるように、事故に関係する都会の一部の人々にです。

今回の抄訳「注文の多い料理店」では、そんなことも含め、部屋の壁紙やラスト、裏表紙にも今を反映させています。



451ブックスの紹介ページ → 抄訳「注文の多い料理店」


 


by 451books | 2011-09-17 14:26 | 絵本・児童書 | Comments(0)

ZOO

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未入荷だったSuzy Lee(スージー・リー)の絵本「ZOO」が入荷しました。

「ZOO(動物園)」は、以前紹介した3冊とは判型も異なり、文字もあることから、一般の絵本に近いもののように見えます。

ただ、Suzy Leeの作品なので、ただの動物園ではありません。
表紙も動物のいない檻の絵です



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モノトーンで始まる絵本は、動物園の入口のシーンです。
風船売りから、不思議な鳥の風船を買った女の子。
さっそく、手に持って浮かばせながら、両親と一緒に歩いています。

よく見ると、動物園の門の上に色鮮やかな鳥(たぶん孔雀)が眼に入ります。



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絵本中頃、動物たちと遊ぶ女の子のシーン。
モノトーンの世界から、カラフルで賑やかな絵に変わっています。

女の子と動物たちの出会い、両親の住む世界との対比が美しい絵本。

凝った構図や構成の本文だけでなく、
見返しも、裏表紙にも、Suzy Leeの作った仕掛け(楽しみ)のある絵本です。



 451ブックスの紹介ページ → 「ZOO
by 451books | 2011-08-07 12:41 | 絵本・児童書 | Comments(0)

ころころにゃーん

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ただいまCOMAで開催中の「日本のナンセンス絵本」展。

一番最初に持っていきたかった、
長新太さんの「ころころにゃーん」が入荷しました。

2006年に福音館書店から「こどものとも0.1.2 」として発行され、
長らく絶版状態にあった絵本です。



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「ごろごろにゃーん」は、長新太さんの絵本の中で最も好きなものですが、
「ころころにゃーん」は、同じく、シンプルな絵とコトバとタッチでできあがっている絵本です。

病床の長さんに松居直さんが、束見本を渡して書き上げてもらった一冊とのことですが、
こんな楽しくて、かっこいい絵本は長さんにしか描けません。
子どもだけでなく、大人にも楽しんでほしい一冊です。


451ブックスの紹介ページ → 「ころころにゃーん」と「ごろごろにゃーん
by 451books | 2011-08-04 12:57 | 絵本・児童書 | Comments(0)

ポテトくんとしげちゃん

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6月26日の情熱大陸に長谷川義史さんが登場されていました。
その時読み聞かせに使われていた絵本が「じゃがいもポテトくん」。
ちょっと不思議な絵本ですが、
長谷川さんの喋りに、この絵本の良さがわかります。

手前にある「しげちゃん」は、室井滋さんと長谷川義史さんの共作絵本です。



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「じゃがいもポテトくん」
やおやさんの店先に並ぶ、ジャガイモの家族。
じゃーむすくん、お父さんのじゃっく、おかあさんのじゃじゃりん、いもうとのいもーぬは、みんなに買われて、はなればなれ。
ところがあるひ、幼稚園の昼休み。
なにがおきたかというと・・・。
声を出して読むことが楽しい絵本です。



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「しげちゃん」
しげちゃんは、自分の名前が大嫌い。
男の子に間違われるし、ちっとも可愛くない。
とうとう、お母さんに名前を変えてもらうように頼んでみることに。

室井滋さん自身のことを長谷川さんが絵本にした作品。
最近、子どもに付ける名前が変と思って入る人たちに、本当に大切なことは何かを教えてくれる絵本です。



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「しげちゃん」の見返しには、
「名前パレード」という歌の歌詞が載っています。
作詞は室井滋。
作曲は、佐々木卓馬、左藤マモル。


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「じゃがいもポテトくん」にもテーマソングが。
作詞は長谷川義史。
作曲が中川ひろたか。

こちらは譜面付きなので、
みんなで演奏、歌うと楽しいかも。
by 451books | 2011-07-09 21:57 | 絵本・児童書 | Comments(0)

ころころぽーん

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新井洋行さんの絵本3冊が入荷しました。
今回は、音をコトバにして五感で楽しむ絵本です。

「みず ちゃぽん」
 「水」を主人公に音を楽しむ絵本
「ひ ぼうぼう」
 「火」を主人公に音を楽しむ絵本
「ころころぽーん」
 音を楽しむカワイイ絵本



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かわいいクマは「ころころぽーん」。

たったか たったか
 たったか たったか



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ころころ
 ころころ



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どすっ
 ばさっ
  ひゅるるるるー




451ブックスの紹介ページ
ころころぽーん



by 451books | 2011-07-07 22:27 | 絵本・児童書 | Comments(0)

新幹線の旅

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東北新幹線や、九州新幹線の開通に向けて、新幹線の絵本が出版されていました。
今回の地震で、出版はされたものの、複雑な思いがあるようにも思えます。

写真右の「新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~」は、作者の コマヤスカンさんの著者印税および講談社の収益の一部(売り上げの5%)を、日本赤十字社を通じて東日本大震災の義捐金に寄付することにされています。



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「新幹線しゅっぱつ!」は、東北・秋田新幹線「はやて・こまち17号」を中心に、絵本とは思えないほど正確な絵で、東京から秋田までの新幹線の旅を楽しませてくれます。
旅といっても新幹線そのものや運行方法、働く人たちのことだったりしますが、そこがこの絵本の旅です。



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「新幹線のたび」は、新青森駅から、鹿児島駅まで日本を俯瞰する形で、旅します。
画面の下には車中の様子も描かれていて、細かいところを見ていくのも楽しい絵本です。

写真は、仙台や福島あたりです。



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こちらは、岡山を中心とした瀬戸内海を中心とした俯瞰図です。
いつもの視点とは変わって、かなり新鮮に映ります。

451ブックスの紹介ページ
新幹線しゅっぱつ!
新幹線のたび
by 451books | 2011-07-03 16:40 | 絵本・児童書 | Comments(0)

ベン・シャーンの絵本

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リトアニア生まれの
アメリカを代表する画家ベン・シャーンが
第五福竜丸をテーマに描いた絵。

その絵に、幾枚かの彼の絵を選んで、
日本語も操るアメリカの詩人アーサー・ビナードが
構成し、文章を描いた絵本が、
451ブックスに入荷しました。




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1954年1月22日
第五福竜丸という
りっぱな船に 23人の
漁師が のって
焼津の みなとから
海に でた。





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「原水爆の 被害者は
 わたしを 最後に
 してほしい」といって
かれは なくなった。
ひとびとは わかってきたーー
ビキニの海も 日本の海も アメリカの海も
ぜんぶ つながっていること。


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どうして わすれられようか。
畑は おぼえている。



 451ブックスの紹介ページ → 「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸
by 451books | 2011-06-30 22:40 | 絵本・児童書 | Comments(2)

ムーミン谷の新装版

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長らく親しんできた文庫版のムーミンが新装版として再刊中です。

それぞれの巻のイメージ色を背景に、トーベ・ヤンソンのイラストを配した全巻共通のイメージに統一されています。
中身も、文字が大きくなって(訳に変更はありません)読みやすくなり、イラストの大きさに変更はないものの、コントラストのはっきりした印刷で、よりムーミン谷を楽しめるようになっています。


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こちらは旧版の文庫たち。
最初からシリーズを予定されていたわけではないので、統一感は欠けますが、当時のムーミンへの想いが伝わってくるようです。
もっとも好きな「ムーミン谷の冬」の表紙の独特の色合いは、文庫版ならではのものとも思います。

物語の順番が前後して出版されていた旧シリーズから、今回の新装版は改めて順番通りに刊行されています。


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「おかげさまで40年、講談社文庫」ということで、 2011年12月31日を期限にムーミングッズプレゼントが始まっています。
講談社文庫そっくりのムーミンノート、手ぬぐい、フロートペン、クリップ、扇子、図書カード、ぬいぐるみ、デジタルカメラ、切手シート、スマートフォンカバー。全てオリジナル。
帯に付いている応募券(それぞれ5枚〜100枚)を集めて送ると、必ずもらえるキャンペーンです。


451ブックスの紹介ページ ↓
新装版 ムーミン谷の彗星(講談社文庫)」(第1巻)
新装版 たのしいムーミン一家(講談社文庫)」(第2巻)
新装版 ムーミンパパの思い出(講談社文庫)」(第3巻)
新装版 ムーミン谷の夏まつり(講談社文庫)」(第4巻)
新装版 ムーミン谷の冬(講談社文庫)」(第5巻)
「新装版 ムーミン谷の仲間たち(講談社文庫)」(第6巻)7月刊行予定
「新装版 ムーミンパパ海へいく(講談社文庫)」(第7巻)未刊行
「新装版 ムーミン谷の十一月(講談社文庫)」(第8巻)未刊行
「新装版 小さなトロールと大きな洪水(講談社文庫)」(第0巻)未刊行
by 451books | 2011-06-24 21:14 | 絵本・児童書 | Comments(2)
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「A PENGUIN STORY」
 by Antoinette Portis



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色の無い世界、南極に住むペンギンたち。
一匹、何処かを見ているペンギンが。



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まわりを囲む海も、空の色も青。
他にある色を思って一匹、氷の端に佇む。




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色を探して探して見つけた色は赤。
他のペンギンも引き連れて、赤色の元に。
そこは南極探検隊の基地。



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もらった赤い手袋で遊ぶ。
咥えてみたり、
ベッドにしてみたり。




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ひとしきり遊んで、
また、他の色が無いのか、
遠くを見る。
そして・・・。



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Antoinette Portis(アントワネット・ポーティス)は、「Not a Box(はこははこ)」や「Not a Stick(きがきじゃない」の作者です。
「A PENGUIN STORY」は、「いろいろペンギン」として日本語版も出版されていますが、表紙も装丁も素敵な英語版が、オススメです。
英語もとても簡単で、絵を見るだけで誰でも理解出来る物語。
好奇心旺盛で、かわいいペンギンたちに憧れます。



by 451books | 2011-06-23 22:14 | 絵本・児童書 | Comments(0)