きみの町で by 重松清+ミロコマチコ
2013年 07月 25日

451ブックス、オススメ本のひとつ、オスカー・ブルニフィエの「子ども哲学」シリーズ。
「いっしょにいきるってなに?」
「人生ってなに?」
「知るってなに?」
子どものために書かれた哲学の本だけど、
考えることの大切さを教えてくれる、
大人こそ読んで欲しい本です。

全7冊からなる「子ども哲学シリーズ」の監修をした重松清が、
そのひとつひとつの巻末に小さな小冊子として「おまけの話」をつけていました。
わかりやすく哲学の世界へ導いてくれるオスカー・ブルニフィエのテキストに、
より日本の社会や生活に寄り添った物語としての「おまけの話」です。

7編のおまけの話に一話を足し、
ミロコマチコさんの挿絵をつけて
「きみの町で」として出版されました。

小さな小さなお話を、
ミロコマチコさんの
絵の助けを借りて、
1冊の本に
編んでもらいました。
すごくうれしいです。
小さなお話でも、
深い問いかけを
込めたつもりです。

きみの町と、
きみに思いを寄せてほしい
遠くの町のお話とを
組み合わせてみました。
ゆっくり読んで
いただければ、
と願っています。
重松清

451ブックスの紹介ページ
→「きみの町で」