古書と洋書と新刊書籍の店


by 451books

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d0137603_15261833.jpg2008年最後に紹介するのは、岡山日日新聞。
2008年12月30日発行の5面に451ブックスが紹介されています。
5面は「読む」と題して書評の面になっていて、三省堂や、丸善、啓文社さんなど岡山の大手書店さんがオススメの書籍を紹介、ランキングなども載っています。
451ブックスはその中で「古書逸話」のコーナーで登場。古本屋として古書の四方山話を載させていただいています。

d0137603_14432525.jpgー洋書の古書に付いていた貸し出しカードの袋ーと題して、アメリカの図書館の放出本を紹介しています。日本だと図書館が破棄するということはあっても、販売するということはほとんどあり得ないのだけど、アメリカでは、その利益を慈善団体等に寄付するという活用の仕方で、古書市場にもたくさんの除籍本が出回っています。
もちろん、その本は、貸し出しカードが付いていたり、傷みが激しいこともあって、一般的には否定的にしか捉えられない物です。

d0137603_16113885.jpgでも、古書の楽しみが時間を旅することだとすると、その履歴を想像する手がかりがたくさんあるこれらの除籍本ほど、素敵な本は無かったりします。
キズの有無や、帯やカバーの有り無し、初版本にこだわるより、落書きや、献署名等々、古本の楽しみは、その瑕疵にこそあるという楽しみ方もある・・・。
写真は、記事では、図書カードのみしか紹介されなかった「Deth is a Lonly Business(死ぬときはひとりぼっち)」の表紙。

今回の取材は、岡山日日新聞のNさんが休日を利用して、451ブックスまで来られました。新聞の世界もなかなかたいへんな状況の中、活字にこだわって仕事をされている姿に、頭が下がります。本好きに悪い人はいないのではと思う瞬間です。

2008年の1年間、今年も多くの方に451ブックスを支えていただきました。
絵本教室や本の旅に参加していただいたり、リアル店舗に足をはこんでいただき、カフェや提携店舗でもお世話になっています。ネットショップやオークション、多くの方に利用していただきとても感謝しています。口コミやチラシで宣伝していただいた方にも頭が上がりません。
また、リトルプレスを含めて出版に携わる多くの方々、組織の方、マスコミの方にもお世話になりました。
経済状況も、出版状況も、小さい本屋を取り巻く状況はとても厳しい1年でしたが、ここまで続けてこれたのも、みなさまのおかげです。
1年間を顧みて、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
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by 451books | 2008-12-31 16:32 | 媒体・取材・マスコミ | Comments(0)

サブダの太古の世界

d0137603_16203473.jpg写真の本は、サブダのPOP-UP(とびだすしかけえほん)、太古の世界シリーズをセットにして箱入りにしたもの。
高さが約30Cm、幅と奥行が20cm程の本としては、規格外の大きな塊です。

d0137603_16363362.jpgセットの内容は、「Dinosaurs(恐竜時代)」「Sharks & Other Sea Monsters(シャーク—海の怪獣たち)」「Mega-beasts(絶滅した獣たち)」の英語版3冊です。
d0137603_16422726.jpgその箱をよく見ると、本の下に小さくて平たい引き出しがついています。

d0137603_16454818.jpgその引き出しを開けてみると・・・。

d0137603_16471753.jpg出てきたのは、3体のペーパフィギュア。
おなかの部分にマジックテープがつけられていて、広げて張り合わすと、それぞれが完成する仕組みになっています。

d0137603_16495380.jpgそして、完成。
ティラノザウルスと、シャークと、サーベルタイガーのペーパーフィギュアが起き上がってきました。


このちょっとしたオマケが、エンターテイメントなサブダらしくて素敵です。
実は3体とも、POP-UPの部品をそのまま使うのではなくて、新たに図面を起こしてデザインからオマケ専用に作られています。
単に人気が出たからセットにしました、だけでなく楽しんでもらうために、作る側も楽しんでいるのがとてもうれしく感じますね。

このセット、値段は3冊合わせた程度の価格ですが、このオマケだけでも手に入れておいて損のないPOP-UP(とびだすしかけえほん)です。
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by 451books | 2008-12-29 17:01 | 絵本・児童書 | Comments(4)

Peter Pan Limited Edition

d0137603_1248344.jpg昨日紹介したサブダのPOP-UP「ピーターパン」には、リミテッドエディション(限定版)が発売されています。

写真はその外箱。厚さが少し薄めのダンボールが使われています。

d0137603_12582292.jpgダンボールを開けると、緑色の布貼りの箱が登場。
よく見るとディテールが甘いけど、それは愛嬌?ということで。

d0137603_130438.jpg実は、通常版と違って、外箱付きの仕様です。外箱は無地の布貼りですが、本体の背には、箔押しで「Peter Pan」と印刷されて、高級感が漂ってきます。

上に出ている紐は、函から本体を出すためのリボンです。

d0137603_1352420.jpg本体も外箱同様、布貼りですが、表紙にティンカーベルが印刷された紙製のカードが貼られています。

そのカードの取手を開くと・・・。

d0137603_1384865.jpgピーターパンが飛び出して、フック船長の戦いのシーンがされます。

通常版では、二人の戦いはピーターパンの短剣と、フック船長のフックだけで表現されていて、少し物足りないなと思っていたのです。
限定版のみ、このシーンが2人の全身が登場して再現されていました。

d0137603_15254699.jpgこの仕掛けの右下を見ると、サブダのサインとシリアル番号が彼の直筆にて記入してあります。

世界で250部限定のLimited Edition。451ブックスに入荷してます。
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by 451books | 2008-12-27 15:35 | 絵本・児童書 | Comments(4)

ピーター・パンと空へ

d0137603_19534941.jpg「ディズニーランドで一番好きな乗り物は?」と聞かれると、「スペース・マウンテン」よりも、「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」、「プーさんのハニーハント」も差し置いて、「ピーターパン空の旅」が一番と思っていますが、ロバート・サブダはその意見に同意してくれているようで、今年の新作として「Peter Pan」が発表されました。

d0137603_20422316.jpgCAFE Zでの「えほん探検きょうしつ」でも紹介したこのPOP-UP。新作毎に進化を重ねるサブダの作品の中でも、もっとも厚みのある手の込んだ作品だったりします。

「ピーターパン空の旅」がどうして一番?
2人乗りのカーゴに乗って、ウェンディの部屋の窓から飛び出すと、そこはロンドンの夜空が広がります。

d0137603_23263521.jpg下にはビッグベンやロンドンブリッジ。街の景色が広がって、夜のロンドンの空を飛んでいる感覚を味わえてしまうからと、答えるしかありません。そこから旅が始まるわけです。

サブダも良く心得ていて、POP-UP「Peter Pan」も、始まりはその夜景のシーンです。

d0137603_23305872.jpgよく見ると、夜のロンドンを取り囲む雲の中に、フック船長や、写真の人魚なども登場しています。

同じくサブダの「不思議の国のアリス」の最初のシーンの木の中にいたチェシャ猫やハートの女王と同じ仕掛けですね。

d0137603_23384951.jpg写真のページは、ネバーランドの子どもたちの隠れ家。上にはピーターパンがみえます。
手前は、ウェンディ。

d0137603_2344783.jpgピーターパンが飛びだしてくるページも。
そばには、ティンカーベルがいます。

d0137603_2347196.jpg最後のページは海賊船が登場。
船と同時にマストも起き上がってくる仕掛けに驚きます。
この船で、ウェンディーと子どもたちはロンドンへ帰っ行くわけですが、フック船長は?

d0137603_2350518.jpg海賊船の横の小扉を開くと、チクタクワニが大きな口を開きます。
その中に・・・。

ピーターパンの話、知らなくても楽しめる一冊だけど、記憶があやふやかなと思えば、もう一度本を読んでも、ディズニーの映画を見ても、さらに楽しめる一冊です。
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by 451books | 2008-12-26 23:55 | 絵本・児童書 | Comments(0)

クリスマスと電池交換

d0137603_19314935.jpg12月25日はクリスマス。451ブックスはリアル店舗のクリスマスグッズを片付け始めましたが、実はカトリックのイタリアやフランスなどは、これから始まるクリスマス期間が始まるようです。

写真は今年もたくさんの方に喜んでいただいたサブダのクリスマスツリー。「クリスマスの12日」の最後のページです。
開くと同時に、ツリーが起き上がってきて、少し手助けしてやると直立するツリーは、なんと!点灯する仕組みです。
ツリーの周りにはプレゼントがいっぱいで、全ての人を楽しい気持ちにしてくれる仕掛けは、サブダならではですね。

d0137603_194998.jpgこちらは、「冬ものがたり」の最後の1ページ。ページを開くと、雪に覆われた森の中の小屋が起き上がってくる仕組みです。小屋の前には雪だるまが、一番高いところはフクロウが飛んでいます。手前の矢印を引くと、雪に覆われた小屋の屋根に電飾が光る仕組みになっています。

と、電飾仕掛けのこの本を見られた方の一番心配されるのが、電池が無くなったらどうしたら?という疑問です。
実はサブダのPOP-UP(電池内蔵タイプ)は、電池が交換できる仕組みになっています。

d0137603_2062231.jpg「冬ものがたり」の裏表紙にも、プラスチック製の小さな扉(これが電池交換用の扉)がつけられていて、細密ドライバーで簡単に開けて交換できます。

電池の寿命についてですが、451ブックスの見本で使っていても、普通の使い方であれば数年は保つのでは思います。
ただし、今回「冬ものがたり」は、矢印を引きっぱなしで置いていたようで、点灯し続けたままでは、さすがに電池を消耗していたようでした。

d0137603_2016257.jpg扉を開けると、ボタン電池が2つ。
品番はAG10/L1131という見慣れないアメリカ表示ですが、日本ではLR1130という品番で普通の電気店や100円均一の店でも売ってある電池。

上下を確認(写真では上がプラス)して、入れ替えて、扉を閉めれば作業終了です。
ただ、2つ必要なので、1個だけ買ってこないように気をつけましょう。


d0137603_20392461.jpg電池を入れると、雪に覆われた小屋の屋根が、点滅してくれます。

電気を消すと、本当に雪山に紛れ込んでしまった気持ちになったりするのは、きっとサブダのおかげです。

POP-UPは、どうしても壊れやすい一面がありますが、紙の部分は糊やテープで直して、電池は交換して、末永く楽しんでもらいたいと思っています。
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by 451books | 2008-12-25 20:46 | 絵本・児童書 | Comments(0)
d0137603_1943531.jpg「LLIO」冬号が、12/10に発売されました。
今回も451ブックスのオススメ本ということで、1冊紹介しています。

取材に来ていただいたのは、LLIO編集部のくみんぱさん。
初めての取材は、ブログでも紹介してくれています。
たくさんあるクリスマスのPOP-UP(とびだすしかけえほん)も喜んでもらえたのですが、今回のテーマは、「冬ごもりに最適な、おうち趣味のための一冊」。


d0137603_1958582.jpgいくつか候補をあげた中から選ばれたのは、『シネマテーブル[映画の中のレシピ]』でした。

この本、シネバインという映画の広告会社が、初めて出版にかかわって作られた本です。今回、なぜか451ブックスに声をかけてくれて、扱っています。

横長の判型は映画のスクリーンを思い出させますが、中身も少し風変わりです。

d0137603_2092634.jpg写真は、「クレイマー、クレイマー」をテーマに「フレンチトースト」を撮ったもの。

映画を見た方ならわかるマグカップに突っ込まれたトースト。そしてトーストに突き刺さったフォーク。
でも、映画そのままではない独自の存在感を感じるフレンチトーストが存在しています。


d0137603_20164352.jpg他のページに紹介されているそれぞれの映画に因んだ食べ物や飲み物は、食べさしや飲みさしの状態で紹介され、独特の光の周り方は、自然光で撮られた写真のようです。
料理の写真は、食べる前、という固定観念があるのだけど、ここに掲載されている料理の写真は、その掟破りさが心地よくて、映画の食事のワンシーンを見ているような楽しい写真の数々です。

ここに、紹介されているデコレーションケーキも、よく見ると・・・

d0137603_20231277.jpgロウソクの先が黒くて、火が消された後の写真です。
不思議なコントラストが、火を灯す前、灯しているときよりも、美しくみえるような気がします。

この本、写真は高橋ヨーコさん、スタイリングが岡尾美代子さん、フードディレクション馬詰佳香さん、ブックデザイン井上庸子さんという面々で出来ています。

映画をテーマにしたレシピ本の体裁ですが、写真集としても、映画をテーマとした書籍としても、スイーツなどのレシピ本(巻末に全て載せられています)としても、楽しめるようになっていますが、そのどれでもない不思議で美しい本だと思っています。

d0137603_20432841.jpg「IKKI」の最新号(1月号、発売中)には、今回も、にしがきひろゆき「ちょこらん」が載っています。
今回のネタは電柱とランドセル。小学生なら誰でもしていた遊びが・・・。
読んでお楽しみですが、今回も楽しめます。未読の方はぜひ、大きな書店でお求めください。
(残念ながら451ブックスでは、扱っておりません)

d0137603_20385047.jpg「apt」38号を配布中です。
今回のテーマは「ミラクル」。

今回は451ブックスも初めて、拙文を載せさせて頂きました。
もっと小さく載るつもりが、意外と大きく後で責任感じてます。
もちろん、「ヒトヤスミン」も、「ハハプロ」も、にしがきくんの「夕焼けみかん」も、載ってます。

d0137603_20565813.jpg451ブックスのフリーペーパー「For Book Lovers」(vol.3配布中)の後ろに写っていたのが、「MONTHLY SELBA」。岡山の書店「本の森セルバ」のフリーペーパーです。
先月号くらいから折り方が変わって451風?とか思いつつ、毎月手描きで作られていることに頭が下がります。イラスト満載の暴本(本屋をテーマにしたコミック)好き、もちろん活字中毒者にはオススメの「MONTHLY SELBA」は、CoMAでも配布されています。
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by 451books | 2008-12-16 21:15 | 媒体・取材・マスコミ | Comments(2)

ブラッドベリと451

d0137603_137855.jpg12月18日(木)は、pieni..にて、教室「本の旅2」を行います。(まだまだ、申込を受け付けています)

今回も、本を片手に、時空を超えた空想の旅に出る予定です。
行き先は、近未来?もしくは、火星?
451ブックス店名の由来になった、ブラッドベリの世界を旅します。

第3回 ブラッドベリと451
  抒情詩人ブラッドベリと共に、
  近未来の焚書を描いた451から火星の旅へ。

場所  pieni..ecole+cafe
  岡山市出石町1-8-1 1F
  TEL086-231-6420
時間  19:00〜21:00
受講料 2,300円
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by 451books | 2008-12-13 01:50 | イベント・教室 | Comments(0)

クリスマスのプレゼント

d0137603_13141028.jpg今年最後の「えほん探検きょうしつ」は、クリスマス特別編を行います。
クリスマスのプレゼントに最適なしかけ絵本や、ポップアップブックを時間の限り紹介するつもりですが、今回の参加費はいつもより低めの1000円に設定しています。
もちろん、クッキーも451ブックスのお得券もそのままです。

写真は今一番脂ののっている、デビット・A・カーターの作品。


d0137603_13191037.jpg彼のポップアップの傑作は、「Blue 2(あおの2ちゃん)」。

微妙な日本語タイトルをつけられていますが、クールで楽しい彼の作品の最新作、「Yellow Square(きいろいしかくちゃん)」を含め、シリーズ作品、バグス関連の作品も紹介します。


d0137603_13222222.jpgポップアップ絵本の他にも、今年はいろんなしかけ絵本が登場しました。

以前紹介した「GALLOP」のように動く絵本をはじめ、今回の「えほん探検きょうしつ」は、この「不思議」を少し解明して、クリスマスの絵本に囲まれて楽しい時間を過ごせてもらえればと思っています。


第9回 えほん探検きょうしつ
 「クリスマス特別編」
 12月12日(金)19:00〜20:30、お茶、クッキー付き。
 会場・申込先 CAFE Z 岡山市浜野2-1-35 
  tel 086-263-8988まで
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by 451books | 2008-12-06 13:31 | イベント・教室 | Comments(4)
d0137603_0565392.jpg毎年恒例になった451ブックスのオリジナルカレンダー(フロッピー版)、お待たせしていましたが、今週末から451ブックスとファブリック451で発売します。

今回のテーマも絵本。2008年版から全て変わったセレクトは、もちろん451ブックスのオススメの絵本。来年の絵本教室に登場するかもしれません。
価格は300円。12枚+1枚(表紙)をフロッピーディスクケースに収めています。


d0137603_145910.jpg写真に写っている顔のある椅子は、1枚物のカレンダー(既に配布中の「For Book Lovers vol.3」の裏面)にさりげなく載せた451ブックスのキャラクター。よく見ると、日付の枠が丸い理由がわかる仕組み?のつもりです。

「For Book Lovers vol.3」は、ただいまフリーペーパーとして配布中です。
カレンダーで使うために折っていない物も、451ブックスとファブリック451で、ご希望の方にお渡ししています。
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by 451books | 2008-12-05 01:19 | 書店な日々 | Comments(2)