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by 451books

ぼくがラーメンたべてるとき

ぼくがラーメンたべてるとき_d0137603_2219539.jpg去年の日本絵本賞を「よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし」や、「ふってきました」(どちらも451ブックスもイチオシですが)と同時に受賞した、長谷川義史さんの「ぼくがラーメンたべてるとき」。


ぼくがラーメンたべてるとき_d0137603_2220566.jpg小学校低学年の推薦図書になって話題にもなりましたが、本当は全ての世代に読んでもらいたい絵本です。

最初は、ぼくが家でラーメンを食べているシーンから始まります。
となりでミケがあくびをしています。


ぼくがラーメンたべてるとき_d0137603_22204294.jpg物語はとなりのみっちゃんにつづき、となりのとなり、そのとなり、となりのまち、そのとなりのまち、そのとなりのとなりのまち、となりのくに、そのとなりのくにと舞台を移していきます。そして・・・。


ぼくがラーメンたべてるとき_d0137603_23471122.jpgぼくのまどのそとにも、そことおなじかぜが、ふいています。


ぼくがラーメンたべてるとき_d0137603_23491416.jpg良い絵本のひとつに、見返しまで意味を与えられていることがあります。
この「ぼくがラーメンたべてるとき」も、読後、この横縞のような茶色に意味を見ない人はいないでしょう。

絵柄や、タイトル、雰囲気が好きでも嫌いでも、この絵本どこかで見かけたら、手にとって見てください。


by 451books | 2009-02-13 00:03 | 絵本・児童書