むくもくのスツール
2008年 01月 20日
みぞれ混じりの雨の中、451ブックスは営業をしていますが、やはり静かな1日になりそうです。こういうときには備品の紹介を。
ファブリック451の箱を作ってもらったむくもくさんのスツール。むくもくさんのストアハウスにお伺いしたときに一目惚れして購入した逸品です。
マルスツールは、4本脚バージョンもありましたが、選んだのは3本脚バージョン。現在、販売終了なのが残念ですが、UFOに脚が生えたような造形が楽しいスツールです。座面の周囲の斜めの部分を大きなサンダーで削っていると聞いて納得しましたが、手の感じの微妙なカーブになっています。
こちらは、中国に買付けに行かれた際に、見つけてこられたスツールということですが、普通の商品の家具としては考えられないようなおおざっぱな仕上げな出来上がりです。でも、これが一目惚れな商品だったりするのです。
座面の板は薄いところが2cmくらい、端の部分は7cmくらいあります。角が削れていたり、節のような部分の穴があったりしますが、この厚みが何とも言えない質感を出しています。たぶん、古材を使って作られているように思われます。
脚の振れを防ぐ横材をみると、ほぞ(木材と木材を組み合わせるときに一方を凸、もう一方を凹に削ったときの凹の部分)が彫られていた形跡が残っています。きっと他の何かの家具に使われていた部材でしょう。
座面をよく見ると、脚の材木がそのまま上部まで貫通しています。4本脚なので4ヶ所、そのままそろって上から断面を見ることが出来るという、思い切りの良い仕上げです。
このスツール、金属的な451に少し違和感があるかなとも思いつつ、人の手と時間を感じさせて、庶民的な感じも、実は古本屋としての451ブックスにとっても似合っているような気がしています。
1階に置いてある2つのスツール、リアル店舗で座り心地を試してみてやってください。もしかすると「中国五千年の歴史」を感じることが出来るかもしれません。
ファブリック451の箱を作ってもらったむくもくさんのスツール。むくもくさんのストアハウスにお伺いしたときに一目惚れして購入した逸品です。
マルスツールは、4本脚バージョンもありましたが、選んだのは3本脚バージョン。現在、販売終了なのが残念ですが、UFOに脚が生えたような造形が楽しいスツールです。座面の周囲の斜めの部分を大きなサンダーで削っていると聞いて納得しましたが、手の感じの微妙なカーブになっています。
こちらは、中国に買付けに行かれた際に、見つけてこられたスツールということですが、普通の商品の家具としては考えられないようなおおざっぱな仕上げな出来上がりです。でも、これが一目惚れな商品だったりするのです。
座面の板は薄いところが2cmくらい、端の部分は7cmくらいあります。角が削れていたり、節のような部分の穴があったりしますが、この厚みが何とも言えない質感を出しています。たぶん、古材を使って作られているように思われます。
脚の振れを防ぐ横材をみると、ほぞ(木材と木材を組み合わせるときに一方を凸、もう一方を凹に削ったときの凹の部分)が彫られていた形跡が残っています。きっと他の何かの家具に使われていた部材でしょう。
座面をよく見ると、脚の材木がそのまま上部まで貫通しています。4本脚なので4ヶ所、そのままそろって上から断面を見ることが出来るという、思い切りの良い仕上げです。
このスツール、金属的な451に少し違和感があるかなとも思いつつ、人の手と時間を感じさせて、庶民的な感じも、実は古本屋としての451ブックスにとっても似合っているような気がしています。
1階に置いてある2つのスツール、リアル店舗で座り心地を試してみてやってください。もしかすると「中国五千年の歴史」を感じることが出来るかもしれません。
by 451books
| 2008-01-20 16:04
| 書店な日々