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おかあちゃんがつくったる


同じ絵本が2冊?

長谷川義史さんの同じ絵が2枚並んでいるように見えますが、上と下、別々の絵本です。
よく見ると、お母さんの髪型が微妙に変わり、米櫃から炊飯ジャー、猫には子猫が・・・。
下の絵本から、上の絵本へ3年の年月が流れています。



今回紹介する絵本は、長谷川義史の「おかあちゃんがつくったる」。
「てんごくのおとうちゃん」の3年後の話です。
小学3年の時に父親を亡くした長谷川さんの経験、今でも記憶しているお父さんの思い出を絵本にした作品でした。
一見おおらかに描かれているように見えるけど、背景や小さいところまで綿密に描かれ、裏表紙や見返しまでおとうちゃんへの思いがあふれていました。



「おかあちゃんがつくったる」は、女手ひとつで子供たちを育てるおかあちゃんの話です。ミシンでなんでも作ってしまうおかあちゃん。ジーパンも体操服もカバンも作ってくれるけど、なんかヘン。
そんな不満を、おかあちゃんにぶつけてしまった義史くん。
父兄参観日に見たものは・・・。

今回は、かっこいいおかあちゃんに会える絵本です。


451ブックスの紹介ページ → 「おかあちゃんがつくったる
 
 
 

# by 451books | 2012-05-23 23:35 | 絵本・児童書 | Comments(0)

追悼 モーリス・センダック


モーリス・センダックが昨日(5/8に)亡くなりました。
83才、脳卒中による合併症のためアメリカ コネティカット州で死去。

彼は、絵本が大人こそが楽しめるものであることを教えてくれた恩師であり、教科書でした。
「かいじゅうたちのいるところ」、「まよなかのだいどころ」、「まどのそとのそのまたむこう」の3部作や、「ちいさなちいさなえほんばこ」、「そんなときなんていう?」、「あなはほるもの おっこちるとこ」、「ふふふんへへへんぽん!」等々、数しれない素敵な絵本を生み出してくれました。

絵本に孤独や、恐怖を持込み、かつ楽しく、奥深い世界を見せてくれた彼の作品。
永遠の子どもであり、緻密な構成と、マイノリティへの思いやりを持つ彼。
時代や、テーマに合わせて柔軟に変わっていったタッチや、絵と物語。

僕が書いた「深読み〜」の真偽を確かめる機会はもうありませんが、これからも彼の絵本の楽しさを少しでも伝えていければと思っています。

これから出版される、彼の最後の作品や、日本では未訳の作品もまだまだあります。
彼はきっともう少し、そしてずっと、僕らを楽しませてくれると思っています。
 
 
 




# by 451books | 2012-05-09 17:00 | 書店な日々 | Comments(0)

フラワー・フェアリーズ(大人のための絵本講座)


 来週5/11(金)の「大人のための絵本講座2012」第2回は、シシリー・メアリー・バーカーの「フラワー・フェアリーズ」をを取り上げます。

花のような衣装を身につけた子どもの妖精たちが、花の中でいきいきとした表情や仕草をみせる、彼女の作品の秘密を探ります。




詩に添えられた挿絵のように質素で静かな作品から、
今あらためて注目されている、カラフルで楽しい作品まで、飛び出す絵本を含めて紹介します。





「大人のための絵本講座2012」は、単発での参加も可能です。
 お申し込みは、CAFE Zにて承っています。


   会場・申込先  CAFE Z
   岡山市浜野2-1-35  
   TEL 086-263-8988(要予約)
   日時  5/11(金)19:00〜20:30
   受講料 1回1,500円(お茶とクッキー付)







 
 
 
 
 

# by 451books | 2012-05-05 13:40 | 企画・教室 | Comments(0)

ソトコト6月号


ソトコト6月号が発売になりました。

今回の特集は「日本の健康旅」。
熊野古道、沖縄竹富島、信越トレイルを旅する特集です。




無事、連載2回目を迎えた「リトルプレスから始まる旅」は、「こけし時代」を取り上げました。

こけし工人・磯川盛雄さんの笑顔とこけし棚を前面にだして、オススメしてます。
編集部から一言は、沼田元氣さんが登場!
ありがたいです。




ソトコト6月号の特別企画は「原発で傷ついた国ベラルーシへ」。

紙面だけでなく、現地に行って、空気を感じ、人と会って来るソトコトの姿勢がかっこいい企画です。
25年先の日本を見ることが、今しなくてはいけないことを感じさせてくれます。



451ブックスの紹介ページ → ソトコト6月号

# by 451books | 2012-05-02 10:18 | 媒体・取材・マスコミ | Comments(0)

少年の物語 at CoMA




「少年の物語」をテーマに、CoMAに本を持って行っています。

今春の映画「ヒューゴの不思議な発明」は父親を亡くした少年の物語でした。
大人の世界のなかへ踏み出そうとする彼らは、
不遇な状況や、逆境の中に置かれていても、
少年だけが持つ未来への強い力を感じさせてくれます。
 エーミールやマルティン、サンチャゴ、善太と三平、
彼らに、物語で出会うことが出来るのです。

「ユゴーの不思議な発明」、「アルケミスト」をはじめ、
エーリヒ・ケストナーや坪田譲治の本を展示しています。

今回も本と一緒に、お茶の時間を楽しんで頂ければ幸せです。


CoMAカフェ オブ モダンアパートメント
岡山市北区丸の内1-1-5 栗山ビル2階
9:00〜20:00 月曜不定休

 
 
 
 
 

# by 451books | 2012-04-23 09:40 | 企画・教室 | Comments(2)

大人のための絵本講座 at 松江


島根県松江市のartos book storeにて、「大人のための絵本講座」を行います。

4/18(水)の昼と夜の2本立てです。
今回取り上げる絵本は、子どもの楽しめる定番といっていい4冊ですが、本当は大人じゃないと楽しめない絵本だと、思っている絵本です。
その秘密を今回、ギュッと集約して、松江のartosさんで講座として開くこととなりました。


絵本の好きな方も、ちょっと興味あるかなという方も、絵本はちょっとという方も、絵本の見方の変わるきっかけになる「大人のための絵本講座」に参加していただけると嬉しいです。


「大人のための絵本講座」
◎2012.4.18(水)
◎参加費:各講座1,500円(コーヒー付)


【昼の部】14時~15時半
「大人だけが見えてくる、絵本に描かれた物語」
「はじめてのおつかい」林 明子と「もりのなか」マリー・ホール・エッツの物語

【夜の部】19時~20時半
「大人だけが知っている、絵本の中にある秘密」
「おおかみと七ひきのこやぎ」フェリクス・ホフマンと
「かいじゅうたちのいるところ」モーリス・センダックの秘密

お問い合わせ・お申込み
artos Book Store
tel.0852-21-9418
e-mail:artos@ms3.megaegg.ne.jp
◎店頭・お電話・メールにてお申込み下さい。
※件名は必ず「大人のための絵本講座申込」でお願いします。


 
 
 

# by 451books | 2012-04-11 17:42 | 企画・教室 | Comments(0)

ソトコトで連載を始めました。


D_MALL神宮前店の開店に合わせて、先日東京へ出かけてきましたが、もう一箇所約束をとっていった場所がありました。

築地にあるソトコトの編集部です。
以前、編集部の小西さんが岡山まで足を伸ばしてきてくださったこともあって、築地に行って来ました。
連載の打ち合わせです。

そして、本日(4/5)発売の5月号から、451ブックスの連載が始まりました。



タイトルは「リトルプレスから始まる旅」。
毎回、1冊のリトルプレスを取り上げ、451ブックスの視点で紹介していく企画です。

初回に選んだのは、「月刊ビル」。
特別号で特集された味園ビルに泊りにまで行ったこともあって、旅のテーマに沿っての紹介です。
月刊ビル」の中身も載せてもらいましたが、上品なレイアウトのソトコトの中に異彩?を放ってます。




ソトコト5月号の特集は、「ソーシャルな子育て」。

社会も、政治も、マスコミも子供たち、次の世代のことを軽視する風潮の中、
「無条件にかわいいその笑顔と、内に秘めた未来へのポテンシャルを保って伸ばしてあげることが、大人である私たちの使命かもしれません。」と、
今回の特集へのソトコトの思いが書かれています。


ソトコトは、小さい本屋の451ブックスではまだ取り扱いができていませんが、一般の書店にて今日から発売開始です。

※木楽舎さんのご好意で、取り扱いを開始しました。 → ソトコト、木楽舎の本
 
 
 
 

# by 451books | 2012-04-05 17:56 | 媒体・取材・マスコミ | Comments(0)

本の旅 「点子ちゃんと旅するベルリン、ドイツ」


今、上映中の映画「ヒューゴの不思議な発明」と「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、どちらも父親を亡くした少年たちの物語でした。

エーリッヒ・ケストナーの書いた子供向けの物語にも、父親を亡くした少年たちが登場します。
深い悲しみの中に生きている少年たちは、自分の力を信じて、現実を乗り越えていくたくましさを持っています。
その逞しさや、まっすぐな気持ちは、大人や社会が見失っている大切なものなのだと、ケストナーの物語は改めて感じさせてくれます。

点子ちゃんと旅するベルリン、ドイツ
「点子ちゃんとアントン」、「ふたりのロッテ」、「エーミールと探偵たち」を生んだ
ドイツの作家、エーリッヒ・ケストナー。
彼と、彼の生んだ魅力的なキャラクターたちと、451ブックスが、20世紀のベルリン、ドイツを旅します。



教室名 本の旅「 点子ちゃんと旅するベルリン、ドイツ」
講師  451ブックス 根木慶太郎
時間 3月29日(木)19:00〜21:00
場所  pieni..(お申し込み先はこちら)
  岡山市出石町1-8-1 1F tel: 086-231-6420
  開催数 全1回
  受講料 2,300円 (受講料の中の一部を東北大震災の支援団体へ寄付します)

 
 
 
 
 
 

# by 451books | 2012-03-23 19:03 | 企画・教室 | Comments(0)

3/16 OPEN!




児島のD_MALLが、東京神宮前に2号店を出店されます。
コンセプトは、「おかやまのいいもの」。
ドミンゴの商品のほか、アリムナのジャム、マーケットのパン、コタンの野菜と並んで、451ブックスも本を持っていきます。

「西から、東へ」、
D_MALL神宮前店に東京へお越しの際はぜひお寄りください。
 
 
 


# by 451books | 2012-03-10 14:40 | 書店な日々 | Comments(0)

911から、311へ、それから


映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を見てきました。
911で、父親を亡くした少年オスカーの物語です。

突然、肉親を亡くし残された家族の物語は、悲惨な出来事の原因に触れることはありません。
ただ、残された家族の悲しみと、生きていく決意を示唆するだけかもしれません。

それ故、この物語は、311へ繋がり、それからを暗示しているようにも感じます。




誰も支えることのできない、少年や、残された人々に起こった、この災害とも感じるような出来事。

お金や地位や権力のために利用し、今を生きる自分たちだけのために、多くの犠牲を強いる人々。

僕達がいなくなったあとも、つけを回すことなく、ここに描かれた事実を受け止めてくれることを望みます。





451ブックスの紹介ページ →
 洋書「Extremely Loud and Incredibly Close
 和書「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
 
 
 

# by 451books | 2012-03-09 22:59 | 書店な日々 | Comments(0)

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